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【Day 0】ここから始まる。4足歩行ロボット開発記 〜3Dプリンターの衝動買いとパーツ選定編〜

2026 7/08
ヒューマノイド
2026年7月8日

こんにちは。TechX代表の大高です。

今日から、完全オリジナルの小型4足歩行ロボット(将来的にはヒューマノイドへのステップアップを見据えた試作機)の開発プロセスを、リアルタイムにドキュメントとして公開していきます。

※このブログのサムネイル画像は、作成中のロボットのモーターを入れる部分の3Dモデルです。これを3Dプリンターで実物にします。

記念すべき「Day 0」の今回は、開発の動機、そしてこのプロジェクトを始めるために3Dプリンターを衝動買いして導入した話から、Amazonでのパーツ選びまでの裏側をお届けします。

目次

1. 「自分の手でロボットを作りたい」から始まった

最終的には「人が近づいてきたら、嬉しそうにすり寄ってくる愛嬌のあるロボット」、さらにその先には「2足歩行のヒューマノイド」へと進化させることを目指しています。

しかし、市販のロボットキットを組み立てるだけではつまらない。「骨格から自分の理想の形を作りたい!」と考えた私は、まずは自分専用の3Dプリンターを購入することからこのプロジェクトをスタートさせました。

これさえあれば、CADで設計したパーツが数時間後には現実の形になります。ロボット開発の試行錯誤(プロトタイピング)において、これ以上心強い相棒はありません。

購入した3DプリンターはBambu Lab P1S Combo
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GVS1F4KK

2. 最初のマイルストーン:まずは「足腰」から

3Dプリンターという最強の武器を手に入れましたが、最初からカメラやセンサーを盛り盛りにしたヒューマノイドを作ろうとすると十中八九挫折します。

そこで、機能を極限までシンプルに絞り、「最低限のパーツで、4足歩行のベースを確実に動かすこと」を最初のマイルストーンに設定しました。画像認識用のカメラや、人を検知する超音波センサーなどの「五感」は、まずは足腰がしっかり動くようになってから後付けする計画です。まずはシンプルに、打率高く進めます。

3. 厳選した「Day 0」の購入アイテム一覧

3Dプリンターの印刷用フィラメント以外に、Amazonで発注した試作1号機のための電子部品・パーツリストです。コストパフォーマンスを最重視しました。

アイテム名役割 / 選定理由
SG90 マイクロサーボモーター (4個セット)ロボットの「筋肉」。小型ロボットの定番。4本の足をそれぞれ1個ずつのモーターで制御します。
Arduino Uno R3 互換ボードロボットの「頭脳」。公式版と同じ設計で安価な互換ボードをプロとしてチョイス。USBケーブルやピンヘッダー付きで配線が楽なものを選びました。
単3電池用 ボックス (4本・ON/OFFスイッチ付き)ロボットの「胃袋(電源)」。モーターを4個同時に動かすにはマイコンからの給電では足りないため、外部電源(6V出力)として必須です。
ブレッドボード用ジャンパ線 (3種120本セット)ロボットの「神経(配線)」。オス-オス、オス-メス、メス-メスがリボン状になった20cmのものを購入。
Zmbroll M2 なべ頭ねじセット (780個・ブラック)ロボットの「骨組みの固定」。3Dプリントパーツとサーボを固定。メカ感を引き締めるために「ブラック」のネジをチョイス。M2.5と迷いましたが、SG90の穴に合わせてM2専用セットに。

工具類に関しては、手元にある精密ドライバーと、3Dプリントしたパーツのバリ取り用のホビーカッターのみで挑みます。追加の工具費用はゼロです。

4. なぜ今「M2.5」ではなく「M2」ネジなのか?(技術的メモ)

パーツ選定の過程でネジのサイズ選びに少し迷いました。電子工作、特に「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」を扱う場合はM2.5というサイズが標準になることが多いです。将来的にはAIカメラを搭載して画像認識をさせたいので、ラズパイ+M2.5ネジを使う未来も見えています。

しかし、今回採用した定番サーボ「SG90」の固定穴の直径は約2mm。M2.5だと太すぎて入りません。そのため、今回は完全に3D CAD側もM2サイズ(ネジ穴直径2.1mm)で統一して設計を進めることにしました。こうした「将来の拡張性」と「今必要なスペック」のトレードオフをリアルに考えるのも、ハードウェア開発の醍醐味だと実感しています。

5. 次回予告(Day 1)

パーツがAmazonから届くまでの間に、クラウド型3D CADツール「Onshape」を使って、シャーシと脚部パーツの設計を終わらせます。

次回は、3D CADを使ったモデリングの様子と、設計のこだわりポイントについてレポートします。

ヒューマノイド
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