営業、ビジネス開発の長谷川です。
私の趣味の一つが「料理」です。
両親が共働きだったこともあり、母がいない時には、長男である私が自然と二人の弟、父、祖父のご飯を作る役目になっていました。
私が生まれた秋田の田舎では、兼業で田畑をしている家が多く、二世帯・三世帯で暮らしている家庭も珍しくありませんでした。
田植えや稲刈りで忙しい時期には、家族全員で手伝うのが当たり前。
いわゆる「手の空いている者がやる」というのが、村の常識のようなものでした。
特に料理教室に通ったわけではありません。
母が作る姿を見たり、手伝ったりしながら、自然と覚えた自己流の料理です。
見栄えはともかく、焼き物、煮物、揚げ物など、一通りのものは作れます。
友人にも料理が趣味という人が何人かいますが、共通していることがあります。
それは、なぜか奥様にあまり感謝されていないことです。
理由もだいたい同じです。
「買うより高くつく」
「作るだけで片付けない」
「洗い物をしない」
……耳が痛い話です。
妻の指摘はもっともなのですが、私にとって料理は何よりのリラクゼーション。
そして、ある意味ではアドレナリンが出る時間でもあります。
結婚して間もない頃、書店でたしか『男の料理学』というタイトルの本を立ち読みしました。
そこで大いに感銘を受け、今も実践していることがあります。
それは、カレーを作る時の流儀です。
具材と一緒に、キンキンに冷えた缶ビールを一本準備します。
そして、20分ほどかけて、右手で玉ねぎを弱火で焦がさないように炒めながら、左手でビールを口に運ぶ。
玉ねぎが飴色になったところで、ほかの具材と一緒にじっくり煮込みます。
カレー粉と出汁にも、少しこだわりがあります。
カレー粉は「S&Bカレー赤缶(中辛)」。
出汁は「茅乃舎のだし(焼きあご入り)」を1袋。
そこに隠し味として、赤ワインを少しと、エバラ焼肉のたれを少量加えて煮込みます。
この時間が、私にとってはたまらなく楽しいのです。
子どもたちと同居していた頃は、夏のそうめんや冷や麦に欠かせない天ぷらもよく作っていました。
鰹節の荒節で出汁をとり、野菜の天ぷらも自分で揚げていました。
最近の得意料理は、餡かけものです。
餡かけチャーハン、餡かけラーメン。
中でも十八番は、和風マーボー豆腐です。
これは、我ながら絶品だと自画自賛しています。
こうして書いてみると、料理というより、もはや夫の道楽に近いのかもしれません。
自己流の料理に夢中になる夫を見て、妻がストレスを感じると言うのも、仕方ないのかもしれませんね。
それでもやっぱり、私にとって料理は楽しい時間です。

