起業家育成スクール&コミュニティ「リバティ」スタッフブログ第二弾。
新しいアイデアを出すことは創造性を発揮するプロセスであり、継続的な努力が必要です。その為には、様々な方法を試し、新しいアイデアを育てるために柔軟性を持って取り組むことが大切です。今回は、事例プラス「考具」と言うツールも併せてご紹介します。
起業に役立つ!アイデアを創出する方法とは?
新しいアイデアを出すには、こんな方法もあります。全てを活用する必要はなくご自身のアイデアを生み出せそうな方法を選んでください。
- 興味を持つ分野に没頭する:
自分が本当に興味を持っている分野やテーマについて学び、深く理解することがアイデアの発想の原点です。新しい知識や情報を吸収することで、アイデアの土壌を肥えさせることができます。 - 問題を特定する:
周りの問題や課題を特定し、それに対する解決策や改善案を考えます。問題を解決するアイデアは、多くの場合、価値が高く受け入れられやすいものです。 - ブレインストーミング:
アイデアを出すためにブレインストーミングセッションを行います。友人、同僚、チームメンバーと協力して、アイデアを自由に出し合いましょう。異なる視点からのアイデアが浮かびやすくなります。 - 逆の視点を考える:
あるテーマや問題に対して、逆の視点からアプローチしてみることがあります。例えば、逆のアプローチで問題を解決することを考えると、新しいアイデアが生まれることがあります。 - 他の分野からインスピレーションを得る:
異なる分野や業界のアイデアを研究し、それを自分の分野に適用する方法を考えます。クロスポーリネーションと呼ばれるアイデアの転用手法です。 - 日常生活を観察する:
日常生活の中で起こる出来事やパターンに注意を払い、それからインスピレーションを得ることができます。日常の中には新しいアイデアのヒントが隠れていることがあります。 - アイデアノートを作成する:
日々のアイデアやインスピレーションをノートに書き留める習慣をつけましょう。これにより、アイデアが次々と蓄積され、必要な時に活用できます。 - 外部のフィードバックを求める:
アイデアを他の人に共有し、フィードバックを求めることが重要です。他の人の視点からの意見やアドバイスは、アイデアの改善に役立ちます。
アイデア創出の事例をご紹介
- 問題解決の例:
問題:交通渋滞が悪化している。
アイデア:交通渋滞を緩和するために、自動運転車の共有サービスを導入し、運転者の数を減らす。 - 逆の視点の例:
問題:インターネット上の情報が過剰で混乱している。
アイデア:情報を限定的な「情報断食」期間を設けることで、情報過多を解消し、集中力を高める方法を提供するアプリケーションを開発する。 - 異なる分野からのインスピレーションの例:
分野:飲食業
アイデア:飲食店のメニューに、地元の農産物を活用した特別な料理を提供するプロモーションを展開することで、地元農業を支援し、顧客に新しい味覚体験を提供する。 - 日常生活の観察の例:
日常:子供たちがスマートフォンで遊びすぎて室内に引きこもっている。
アイデア:屋外での遊びを促進するために、近隣の公園で定期的なアクティビティやゲームイベントを開催し、子供たちを外に引き出す。 - アイデアノートの例:
ノート:「日常の小さな不便さ」
アイデア:エレベーター待ちの時間を有効に活用するために、エレベーター内で短い教育ビデオやニュースの表示を提供するアプリケーションを開発する。
筆者おすすめのアイデア創出法「考具」
考具とは、加藤昌治氏の著書:『考具 ―考えるための道具、持っていますか?』
で紹介しているアイデア創出法です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4484032058/
具体的にアイデアを出すのは、容易ではありません。
その手助けのひとつとしてこの創出法が活用出来ます。あなたのアタマとカラダを『アイデア工場』に変える。とっておきのシンキング・ツールは、こんなにも。
『カラーバス』、『フォトリーディング』、『アイデアスケッチ』、『ポストイット』、『マンダラート』、『マインドマップ』、『アイデアスケッチ』、『ブレーンストーミング』、『5W1Hフォーマット』等
具体的な方法は、本文を読んで頂くと分かるのですが、その中で私が面白い(活用用途が多い)と感じたのは、『アイデアスケッチ』です。
まずは、紙を1枚用意して、手書きで、
①タイトルを1行書きます。
②その次に内容ですが、簡単な絵を入れるのが良いそうです。
⇒やりたいことがなんとなく分かる感じ。
⇒こんなに短くても良いのと思いますが、それが重要。
③そのような紙を30枚くらい書きます。(本職の人は100~200枚は書くそうです。)
⇒短い内容なので30枚でも直ぐに書けてしまいます。
そうすることにより頭の中にあるアイデアを言語化(見える化)出来ます。
「8.外部のフィードバックを求める:」にも関連しますが、
これをメンバーやメンターに共有、プレゼンをして意見を求めることにより選択、ブラッシュアップしてみてはいかがでしょうか。
他のツールも今後、すこしづつ紹介したいと思います。